不如帰

東京で七尾港、金沢港の重点港湾選定へ向けての要望活動。
夕方に帰県。

今回の参議院選挙において、首長や議長に対する「中立要請」はまだ理解されていないようです。
私は「動員要請も出陣式等への出席要請はするつもりはありません。今回は地方主権を確立するチャンスです。」と、お願いをしてまわりました。
ただ、結果は残念としか言いようがありませんでした。
自民党の長期政権時代は自民党に属しての活動は地域の為になったのかもしれません。ただし、政権が変わりました。そして、私はだからといって政権党の「民主党に属して活動するべきだ」とは言ってもいませんし、言いたくもありません。一つの政党にベットすることが地方行政にとってメリットがあるとは感じられないからです。もちろん、議員としての私の立場を強くしようとすれば、旧来の要請をした方がいいのかもしれませんが、それこそ、地方主権をないがしろにする行為ともなってしまいます。
これから日本は政権交代可能な二大政党制の時代に入っていきます。そういった中で、市や町が行政として色分けされることにメリットがあるとは思えませんし、政局から離れて、早く本業に専念して欲しいと願います。
例えば、・・・。金沢の9時30分の祈願祭・出陣式に参加するには・・・を7時に出発。10時半に終了したとして、・・・に戻るのが、早くても12時半をまわっている。・・・長が平日の半日を使って出陣式に参加する。これが、・・・民にとって、何のメリットがあるのでしょうか?これからも未来永劫、中央の選挙におつきあいしていくのでしょうか?

時代の変化に対応出来ないリーダーを持つ地域は不幸です。
ただ、そういった人を選んだのもその地域の民意ですから、個人的にとやかく言うつもりはありません。

「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」

いつか鳴いてくれるさ、との思いと、そんな悠長なことを言っていられるのか、との思い。
これからの50年、100年を考えると変革期のささいな出来事なのだと思います。
ただ、地域経済の現状、地方と国のあり方を考えると、今がその千載一遇のチャンスであることも間違いありません。

私自身、試行錯誤を繰り返しながらも、時代の扉をしっかりと押し開かせていかなければいけないと強く感じます。

だからこそ、結果が必要です。

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