相手が違う

午前中は総務委員会に「差し替え」で出席。一時間以上を経てようやくスタート。
午後からの代議士会、本会議・・・の予定が、スタートしたのが17時40分。
いくつもの予定が流れました。
このような状況下で、こんなことをしている場合ではないのに。
このような日程闘争こそ国会改革の中で改めて行く必要があります。
終了は20時近く。もったいない、残念な一日でした。

本会議の前半は口蹄疫について。
野党からは大半が批判でかつ、「いつ、どの時点で、どういった対処をすれば」今回の感染拡大を防ぐことが出来たかはその中には含まれていません。
中身の大方は赤松大臣が外遊で不在であったことと、「こんなに感染が拡大してしまったじゃないか」というものです。
確かに、大臣の不在は危機管理の演出上は的確ではなかったかもしれません。ただし、感染拡大防止に向けての、手配はしっかりと行っています。
そして、「こんなに拡大してしまった」ことの比較として10年前に口蹄疫が発生した時の事例を引き合いに出し、「自民党政権は適切に対処した」ということを主張していますが、10年前の口蹄疫は「牛にしか感染しない」口蹄疫でした。今回は特に感染力の強い豚やその他の偶蹄動物にも感染する口蹄疫です。比較対象にもなりませんし、論点が違います。
今、必要なことは感染拡大防止・鎮圧に対して政治がやるべきことの可能性の追求です。保証やワクチン接種、殺傷、埋没への強制力の執行も政治が行うべき役割です。原口大臣が「いままでの法の枠組みで対処できないところに政治の力が必要だ」と答弁をしていました。そのとおりです。
今回の口蹄疫は野党が与党を叩く道具にすべきではありません。
戦う相手は疫病や畜産や搬出、販売にかかわる方々の今後の困難な状況に対してであり、現政権ではないはずです。残念です。

活動報告

前の記事

御礼
活動報告

次の記事